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藁の大蛇 安住を見守る
今福地区の蛇綱
1月19日、今福で蛇綱行事が催されました。昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症対策として、各家々を回ることをやめ、行事の時間を短縮する形で実施されました。
蛇綱は全長約6メートル、重さ約50 kgにもなり、ハゼの木の枝を角として頭に挿し、尻尾には子蛇綱とカゴの木で作られた剣が取り付けられています。
午前10時、ほら貝の音とともに今福公民館を出発。集落内を練り歩いた後、荒木神社のイチョウの木に掛けられました。蛇綱は今年一年、集落の入り口から集落へ悪いものが入ってこないよう見守ります。
毎年地域住民の手で編まれる蛇綱。伝統を絶やさないように、技能の伝承にも力を入れています。