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秘密のミヤヅミンSHOW! 特別編〜宮津の雪あるある〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0012652 更新日:2022年2月4日更新
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冬あるある

宮津の冬は、あたり一面が雪で白く染まり美しい景色が広がります。中でも天橋立の雪景色は格別なもの。美しい景色に見惚れる反面、雪の量が多いと暮らしの中ではちょっと大変なことも出てきます。

特に日本海側の宮津は、24時間に降る雪の量が50センチを超えることも多々ある豪雪地帯。ですが、雪の降る地域にはそれぞれ、雪に対応した生活や思い出があるものです。今回は “宮津の雪あるある”に注目してみました。

 

雪が降ると宮津民は早起きになる​

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底冷えがする朝、「寒くて布団からでられない……」なんて言っていられないのが宮津の冬!

玄関&車が雪で埋もれている可能性が大で、そうなると、そもそも家から出られないし学校も仕事も遅刻してしまう。しかも宮津で冬に雪が降るのは当たり前なので「雪で埋まってて〜」は言い訳にもならない。つまり、雪の可能性を感じる朝は、雪かきの時間を逆算したうえで早起きせねばならない。

もし雪の日に遅刻しても怒られない“鉄壁の言い訳”を知っている人がいたら、是非教えて欲しい……。

 

スーツに長靴は当たり前! 宮津・冬のビジネススタイル

雪あるある

スーツに長靴!? とびっくりされることも多い宮津の出勤スタイル。少し雪が降ったくらいなら革靴やスニーカで大丈夫だが、宮津の冬はそこそこ……いや、結構雪が積もる。そんな中、革靴やスニーカーで出勤しようものなら、足元がビチョビチョに濡れ、結果しもやけになって痛さと痒さと戦うことになってしまうのだ……。働く大人たちは不毛な戦いを避けるため、スーツであろうと長靴必須! さらに靴下は二重履きで寒さ対策も完璧! 全ては仕事に集中するための対策なのである。

 

先祖代々受け継がれる大江山の雪予測

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宮津には先祖代々受け継がれている雪予測がある。鬼伝説で有名な大江山が望める地域では、山の頂上が雪で白くなると、まちに雪が降り出すタイミングを予測できるというものだ。予測方法はシンプルで、山全体が山頂・中腹・麓(ふもと)の三段階で雪に覆われることが多いため、その様子を見て降り出す頃合いを予測できるというものらしい。これが結構当たるので、この雪予測を受け継ぎし子孫たちは、冬が来ると大江山に注目する。

 

「雪でバスが止まりました!」のニュースにピンとこない

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時折、「〇〇(都会)で雪の影響によりバスが止まる」というニュースが流れるが、「そりゃ止まる」というのが宮津民の感想。宮津では雪が降ればだいたい止まるので、当たり前の出来事だからだ。しかも都会は大した雪の量でもないのに、ニュースになるから不思議……。とはいえ、宮津は北陸・東北や北海道ほどの激しい豪雪にはならないので、積雪量の話題性については「宮津は中途半端だなぁ」と感じる気持ちも無きにしも非ず。

 

冬のおやすみルーチンワークに欠かせない“あの作業”

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冬のおやすみルーチンワークに欠かせないのが、水道管凍結防止のために蛇口を開ける作業。家の蛇口を開けて回るのは地味に面倒臭い。しかも水道管が凍らず、尚且つ水道代が無駄にならない絶妙な水量を見極める必要がある。うっかり水を出し過ぎた翌朝はちょっとしょんぼりするし、出さな過ぎた翌朝は、蛇口が凍って水が出ないかチョロチョロとしか出ず、イラッ!! とする。簡単そうに見える作業だが、目覚めの気分に影響を及ぼしかねない重要な作業なのである。

 

氷柱(ツララ)に雪玉を当ててコントロール力を磨いた大人たちがいる

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宮津の大人たちの共通の思い出に「氷柱に雪玉を当てる」遊びがある。子どもの頃、軒下などにできた氷柱を見つけては、雪玉で狙い落とす遊びが流行っていたのだ。皆、冬になるとこの遊びを楽しんでいたというから、自然と投球のコントロール力が磨かれた大人が多い。さらに、好奇心の強い者は自分が落とした氷柱を舐めて味見をすることも忘れなかったとか。近年では氷柱を見ることが減り、この遊び自体あまり聞かないようだが、もし宮津でやたらとコントロールのいい大人に出会ったら、それは氷柱に雪玉を当てて楽しんでいた世代かもしれない。

 

除雪した雪は子どもの遊び場

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除雪作業の筋肉痛で泣いている大人など気にもせず、雪に目をキラキラさせる子どもたち。庭先や公民館など、積み上げられた雪を発見しては、子どもたちが遊び道具として大活用してくれる。“そり遊び”に“かまくら”、“雪合戦”…。寒い中でも元気一杯の笑顔で喜んでくれる姿を見たら、除雪の苦労も報われるというものだ。

 

世屋地区の冬ごもりは春から始まる

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宮津市の中でも2mから雪が積もる世屋地区。この地区は冬の間、雪で封鎖状態になるためほとんどの人が家に籠って過ごす。しかし、ひと冬を家で過ごすとなると準備が大変。例えば、ストーブなどの家電に加え、薪を使って火をおこしている家庭もあるので、春になると木を切り、秋まで乾燥させて冬に備えているのだ。つまり、冬があけるとまた次の冬に備えて準備を始める“冬ごもりのプロフェッショナル集団”といえよう。

ちなみに、冬の封鎖状態の世屋地区にも、宅急便と郵便局の配達員は、雪を掻き分けて荷物を届けてくれる“ど根性ぶり”を発揮してくれるありがたい存在である。

 

世屋地区について詳しくはこちらの記事をチェック▼

まるで桃源郷……里山の原風景が今なお残る宮津の「世屋地区」
https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/9646.html​

秋の世屋で発見!幻想的なススキの群生地
https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/12400.html​

日本の里100選・上世屋で作る美味しいお米の話
https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/12398.html​

 

今回は“冬の宮津の雪あるある”を集めましたが、皆さんのまわりでもし、こんな「宮津あるある」見つけた!という方は、宮津市役所 魅力発信係まで是非お知らせください。お待ちしています〜!

 

宮津のご当地あるある第一弾はこちらから▼

秘密のミヤヅミンSHOW!宮津の“ご当地あるある”​
​https://www.city.miyazu.kyoto.jp/site/citypro/11249.html

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