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さあ、グラウンドに集合だ 〜河嶋 洋文さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0012325 更新日:2021年12月20日更新
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少年野球

 

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。


 

 宮津高校野球部出身の河嶋さん。大学進学で府外に出た後は、自分を育ててくれた野球で地元に恩返しをしたいと、須津で少年野球を教えて今年で34年に。情熱を持ち続けられる理由を伺うと「単に野球が好きなだけじゃなくて、やっぱり子どもが好きなんでしょうね」と顔がほころびます。

 人生の半分以上を指導者として過ごす河嶋さん。時代と共に人の考え方が変わっていくのをひしひしと肌で感じてこられました。昔のように厳しく指導するだけでは子どもも親もついてこない。河嶋さんは、時代に合った指導のやり方へと柔軟に対応していきます。「あの人最近調子悪いんかなとか言われたこともありますけど(笑)。子どもに合わせるのがいいですよね」

 今の指導スタイルは「楽しく」野球をさせること。その子が持っている長所伸ばす、ひとつの目標に向かって頑張ってもらうことで、とにかく野球に夢中になってもらうのを大切にしています。一方で、試合には勝った負けたがつきものです。負けて学ぶこともあるけれど、勝つ喜びは知ってほしい。楽しくやることとのバランスを保つのに頭を悩ませています。

 野球でこの地域が盛り上がってほしいと頑張る中、ずっと気になっているのが野球人口の減少です。かつて9つあった野球チームは現在4つになりました。逆に盛り上がっているのが女子野球で、今や吉津少年野球では3割ほど(!)が女子。少し前では考えられない比率になりました。

 「ここまでやれているのは地域の協力があってこそ」と常に感謝を忘れない河嶋さん。関係者の負担が多いとの声を受け、少しでも減らせないかと画策中だそう。
 「仲間と一緒に頑張るのは楽しい、それが野球であればもっといい。みんなで野球をやりましょう!」

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