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人生やるかやらないか 〜中野 舞さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0012315 更新日:2021年7月20日更新
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人生やるかやらないか

 

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。


 

 大阪出身の中野さん、プロのダンサーとして名を馳せていた生活から一転、宮津で花屋として働くことになり、今年で7年目。今では3人の子どもを育てながら花屋とダンス教室を両立させています。ヒップホップダンスという新しい文化の伝道師は、芯の強さと後進への優しさに溢れています。

 中野さんとダンスとの出会いは小学5年生。通っていた小学校に来た、有名なテレビCMの振り付けをしている先生に「ダンスやったほうがいいよ」と言われたこと。中途半端なことを嫌い、ダンス一本の生活にするために通信制の高校に転校、ダンスの専門学校(高等部)に通いながらも学費はバイトで賄っており「移動時間くらいしか寝てなかったんじゃないですかね」と笑いながら当時のハードな生活を振り返ります。

 専門学校の生徒は自分以外は全て経験者でしたが、持ち前の負けん気で巻き返し、卒業後には数々の賞を獲得するように。ステージで踊る傍らでレッスンをしていたスクールでの講義を重ねるうちに湧いてきたのは”教え子にも賞を得る体験をして欲しい”という思い。それは結婚によって、ダンスとは縁遠い宮津の地で叶えることになりました。

 スクール開校のきっかけは、舞鶴のイベントで自分のダンスをみていた子から教えを請われたこと。5年経った現在では、大阪などのコンテストやバトルで優勝する生徒も出てきて、入門のレッスンを任せられるようになったのだとか。「どんどん育ってもらって、ゆくゆくは譲っていけたら」と語るその表情はどこか嬉し気。

 そんな中野さんの目標は、若い人が移住してきた時に働ける場所が作ること。「田舎だから云々というのは言い訳にしたくない」とマイスタジオを手に入れることの他に、やりたいことを色々と計画中とのこと。「やると決めたならやるだけ」これからも夢に向かってタフに前進していきます。

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