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Make you happy 〜嶋谷 茉莉さん〜

印刷用ページを表示する 記事ID:0012313 更新日:2021年6月18日更新
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和貴宮神社

 

宮津で「輝く人」を紹介する「MY-PLACE」。


 

 熱烈な求愛の果てに、和貴宮神社へ嫁いだ嶋谷茉莉さん。移り住んで11年、元々あった宮津愛は今なお強くなり続けていると笑顔で語ります。多忙な神職のそばには、常に前向きに支える妻の姿がありました。

 福知山市出身で東京の大学へと進学をした嶋谷さんは、20年ほど前に友人から宮津であったパーティに誘われ、夫・知彦さんと出会います。場を明るく笑顔にすることを生き甲斐にしてきた自分をはるかに超える笑いのセンスと底知れない優しさを持つ存在に胸を打たれ、長年に渡るアプローチの末に結婚します。
 宮津に移り住んで一番の衝撃は、住民のお祭りへの熱量でした。宮津祭りの時期は1か月毎日練習と準備に明け暮れ、本番は3日間盛り上げ続けます。中にはお祭りのために帰省する人も。そんな熱いお祭りが中止になって気が付いたのは、地域の人の交流が少なくなっているということ。「ただ盛り上がるだけのイベントではなくって、違う属性の人が知り合う良いきっかけだったんだなと思います」

 実は結婚するまで神職が何をしているのか全く知らなかったという嶋谷さん。わからないなら勉強をしようと学校に通い神職の免許を取得。この時期に学んだことが、今も氏子の方々とのコミュニケーションにとても活かされているのだといいます。現在、和貴宮神社では69社を兼務。時には30分刻みで各神社で神事を執り行なうこともあるのだとか。「一人ではとてもじゃないけど無理ですね。私が不在の間にも氏子の方々とやり取りをしてくれて本当に感謝しています」と夫・知彦さん。

 実は英会話講師やパティシエとしてのキャリアを持つ嶋谷さん。年齢・ジャンル問わず色々な人が集まれる場としての神社を目標に、日夜構想を練っています。英会話教室や、市内業者とのコラボスイーツをお祭りに出店などは既に実行済み。これからも大好きな宮津を盛り上げるために、明るく活動していきます。

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