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丹後国分寺跡で熱気球の実証実験
~蘇る天平の眺め~
7月4日、史跡丹後国分寺跡に巨大な熱気球が浮かび上がりました。
これは、天橋立アクティビティセンターで地域おこし協力隊として活動されている山尾太郎隊員が企画したもの。市の観光振興につながる新たな「体験プログラム」としての可能性を探るとともに、飛行環境や騒音など周囲への影響を検証するため、地元府中地区の方々を中心に搭乗していただく、実証実験として開催しました。
ここから望む天橋立は「天平観」と名付けられ、阿蘇海に浮かぶ姿を真横から見渡せる大パノラマが魅力の展望スポット。今回熱気球が上げられた地上25メートルは、かつて丹後国分寺にあった五重塔と同じ高さ。先人たちが眺めたものと同じ景色を目にした搭乗者からは、大きな歓声が上がっていました。