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水辺でのいのちの守り方~宮津小学校~
~京都府ライフセービング協会による出前授業~
7月12日(月)宮津小学校にて、京都府ライフセービング協会による水辺でのいのちの守り方についての出前授業がありました。全学年を対象としたもので、その学年に合わせた内容となっています。今回は小学校2年生の皆さんを対象とした授業を取材しました。
本授業は、「救う」前にできることとして、子どもたちに自分の命を「守る」ことを伝えることがテーマです。男の子が溺れる動画の前には「みんなだったらどうするか、考えながら見てほしい」と声かけがあり、動画を見終わった子どもたちからは活発に意見があがりました。危ない場所で遊ばないことが大切、大人の人をすぐ呼べばよかった、など子どもたちの意見に合わせて一つ一つ確認がなされました。その後、ライフジャケットの正しい着用の仕方の確認、万が一溺れたときには落ち着いて「浮く」ことで自分の命を守ること、そして人が溺れているときは、すぐに飛び込まずに、大人の人を呼んだり、声をかけて相手を落ち着かせたり、浮くものを投げ入れたりするなど、水に入らないで救助する方法について紹介がありました。
最後にはクイズで本日のおさらいの後、子どもたちからいくつか質問を受けて終了となりました。海と川が日常生活の一部である宮津の子どもたち。自然とどのように向き合い、自分の身を守るのかを考える、学びの多い時間となりました。