わたしたちのまち宮津市
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な奈ら良えど江戸昭わ和と都き揮 小物にはほかにどんなものがあるのか調べてみよう。85しぼ よりの強い糸でおられたちりめんを、高温の湯にひたすことで糸がちぢんでできるものをいう。反 大人の着物が1まいつくれるぬのの大きさ。 高級イメージの丹後ちりめんを日常的てきに使えるようにくふうしているんだね。 丹後ちりめんのれきししょうげん現ざい在時代時代時代 ちりめんがよく売れて、たくさん生産されました。多いときやくは、  1 年に約 着物を着る人がへり、ちりめん生産が少なくなりました。新しい製品の開発がさかんになりました。きょう 京はっに発めんがスタートしました。じん陣1000万反も生産されました。ちょう あしぎぬという絹織物を奈良の朝そうしょう倉いきました。その織物は今でも正てい廷いん院にみつぎ物として持ってにあります。さいから技術を学び、さらさらの絹の感しょくが最こうにしの西高できる「しぼ」の技法があみ出され、ここから丹後ちり      新しい製せい品ひんを開発する人の話 今では白しろ生き地じの生せい産さんが年に31万反たんあまりになってしまいました。そこで、軽くてやわらかな織おり物ものである丹後ちりめんを日にち常じょうで使っていけるちりめんにしようと考え、素そ材ざいを絹きぬからレーヨン、ポリエステルへと広げ、丹後ポリエステルちりめんへとはってんさせました。 これまでの伝統と技ぎ法ほうを生かしながらもお客様に気に入ってもらえる商しょう品ひんの開発に努つとめ、今では、手さげバッグ、ふろしき、けいたいストラップなどの小物雑ざっ貨かを、デザインから染せん色しょく、仕上げまで手がけて、全国のデパートにおろしています。インターネットによるはん売もしています。

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