この施設は、日ヶ谷地域会議が主体となり、京都府の「共に育む『命の里』事業」などの支援を受けて整備されたもの。特産のごぼう・さといも・山菜等の集出荷場、加工食品の調理場などを備えています。また、市社会福祉協議会日ヶ谷地区支会が取り組まれている高齢者の福祉送迎用の自動車車庫も併せて設けられました。
この日は、雪が降る中、日ヶ谷地区の住民や、京都府・宮津市・市社協などの関係者約50人が集まり、地域の産業・福祉の拠点となる施設の完成を祝いました。
日ヶ谷産の農産物を使って、こんにゃく・みそ・漬物などを製造している女性グループ「日ヶ谷の味工房」の皆さんは、「広くて、使いやすい施設ができて、うれしい。これからは、地元で取れた小豆を使ったお菓子も作っていきたいです」と話されていました。
高齢化が進む中で、地域の皆さんが主体的に進められている農業の振興や元気づくりの取組。今後の活躍が大いに期待されます。
【日ヶ谷の里センターの概要】
■構造・広さ 木造平屋建 95u
■主な機能 食品製造室、包装室、みそ置場、農産物集荷場、福祉送迎車車庫
■事業費
1,165万円(内訳)府補助金776万円、地元資金109万円、市自治振興交付金280万円
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