今春の人事異動におきまして、伝統ある養老中学校長の任を拝命いたし、「一校同心」という言葉が似合い、文武を問わず何事にも頑張れる養老中学校を更に発展させていく決意を改めて強く感じている次第です。どうぞよろしくお願いします。あとになりましたが教頭として1年間、地域・保護者の皆様方には大変お世話になりました。失礼かと存じますが、紙面を借りまして厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
さて、10日(火)、新入生6名を迎え、全校生徒24名で新年度の養老中学校がスタートしました。定年退職されました前任の志賀英一校長先生の下、数々の素晴らしい実績を残してきた養老中学校のよき伝統をしっかりと受け継いでいき、今年度もさらに、生徒個々の能力を最大限に引き出し、伸ばしていきたいと考えているところです。そのためにも、養老中学校教職員チームとして、その協働意識をさらに高め、それぞれの持ち味と能力を発揮して参ります。
幸い本校には、平成21年度・22年度と京都府教育委員会指定「京の子ども、夢・未来校(『ことばの力』育成プログラム開発協力校)」として進めてきた研究財産があります。遙々、宮崎県から視察に来られるほどの育成プログラムです。全教職員で協働し、細かな複数の視点を持って検証し、さらに広い視野に立ちながら実践して、プログラムを拡張していく所存です。
今年はさらに、自校独自で“「キャリア発達」促進プログラム(仮称)”を構築する初年度としたいとも考えています。まだ、具体的内容は企画・検討中ですが、生徒一人一人が、2年後、4年後、8年後・・・と自身の将来を設計する力、自分を育ててくれた地域や家族のことを大切にする力、自己の個性や特性を生かし、社会のために貢献する力など、自分自身がキャリア発達していくための力を身に付けさせたいと考えている次第です。
教職員一同、諸先輩たちが築いてこられた校風や指導プログラム、また、地域・保護者の皆様方との信頼し合える関係等々を大切にして、昨年度以上に、生徒一人一人の学力の充実・向上を図って参りますので、これまで同様に、皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、年度当初のご挨拶とさせていただきます。 つきましては、紙面からではありますが、これまで同様に保護者・地域の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげまして、年度当初のご挨拶とさせていただきます。
養老中学校長 岩佐 好正
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