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最終更新日:2014年3月18日(火曜日) 13時20分  ID:2-11-76-1982     印刷用ページ

みやづ歴史紀行(第14回)情報発信元:社会教育課社会教育係

『成相寺【なりあいじ】への参詣道』

 現在、成相寺【なりあいじ】への参詣は、丹後国分寺跡を右手に見ながら車で西谷道を登るルートと、大垣から傘松公園までケーブルカーで登った後、バスで成相寺に至るルートが一般的です。

 しかし、府中から成相寺までの山中には、西谷道、大師道、本坂道、大谷道、真名井道、東谷道などの古道が今も残り、かつては険しい山道を、汗をかきながら登った様子を偲【しの】ばせてくれます。なかでも、中野を登り口とする本坂道には、「町石【ちょうせき】」と呼ばれる道標【どうひょう】が、一町(約109メートル)ごとに点在し、本坂道が成相寺参詣のメインルートであったことを物語っています。

 江戸時代、天橋立を訪れた貝原益軒【かいばらえきけん】は、『己巳【きし】日記』の中で「其(天橋立)の風景、言語に絶する。これを日本三景の一つとするのも肯【うなず】ける」と記しています。この記述は、天橋立が日本三景であることを示す最古の史料として有名ですが、この時、貝原益軒が天橋立を眺めた地点こそ、本坂道であったとされています。

 また、雪舟『天橋立図』の構図を除くと、天橋立を描いた絵画は、江戸時代までは府中側から眺めたものが多く、その眺望地点として成相寺が重要な位置を占めたと考えられます。成相寺参詣は天橋立の景観と一体となったもので、現在の天橋立観光の原点と評価できます。

(宮津市教育委員会)


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