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大島の神楽・太刀振・踊 大島は宮津市の北端伊根町に隣接した集落である。ここでは、氏神白山神社の10月15日の祭礼に神楽・太刀振・踊が奉納されている。 神楽はいわゆる太神楽系の獅子神楽で、二人立ちの獅子であるが、胴衣をかぶるのは頭だけで1人は尻持ちで、「鈴の舞」「扇の舞」「ササラの舞」「剣の舞」の四曲を伝える。 太刀振はシンポチ1人、棒振2人、大太刀約30人による大太刀型の伝承で、大太鼓と笛の囃子がつく。まずシンポチが登場し、飾り団扇を本殿に向かってかざし、喚声をあげつつ踊り場を一周して団扇を地面におき、ピョンピョンと飛び越えそれを差し上げる。次に棒振は、色紙を巻き両端にシデをつけた1m余の棒を回しつつ四方を踏み、棒を上下に合わす。その後、少年たちが境内一杯に広がり太刀の揃い振りを演じる。全員が一斉に四列で振り始め、途中で円陣を組みまた戻る隊列の変化が特徴である。 踊は、締太鼓1人、鼓2人が本殿を背にして並び、その両脇に笛2人、唄方4人がつく構成である。踊子は3人で、シンポチと棒振がそのまま当たる。踊は「花踊」「槍踊」「笠踊」「手踊」の四曲がある。手踊は素手で舞う踊で、これ以外はその名のとおり花、槍、笠を持って踊る。 こうした神楽、太刀振、踊を一組にした芸能は、丹後に広く見られるが、それぞれにしっかりとした内容を持ち、かつ、それが一体となって行われるところに価値がある。 | |||||||||||||||
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