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紙本墨書丹後国諸庄郷保総田数帳目録 室町時代中期の丹後国全体の荘園・郷・保・寺社などの田積と知行主の名前を記した土地台帳。数種の写本が現存するが、成相寺蔵の弘治3年(1557)の写本が最良とされる。全1冊。 内容は15世紀中ごろの状況を示しており、書写年代である長禄3年(1459)をさほどさかのぼらない時期に作成されたものと考えられる。荘園25、郷23、保91、寺社29、その他・不明7を掲載する。 首部の「正応元年(1288)八月日」の日付から、その原型は、鎌倉中期に荘園以下の所領名と田積を記した、国衙作成の大田文として成立した可能性がある。 鎌倉時代に作成された大田文とは異なり、いわゆる一円領化が定着した段階の所領目録として他に類例がなく、南北朝期を経て長禄年間(1457〜60)ころまでの約170年間にわたる、丹後国の荘園制の解体過程が一覧できる。 | |||||||||||||||
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